にんにく

にんにくには糖質やビタミンB1、ミネラルなどが豊富に含まれています。
食品中最もガン予防効果も高く、冷え性や疲労回復にも最適といわれています。

にんにく特有の匂いは硫化アリル類のアリシンというもので、
強い殺菌作用があります。

このアリシンがビタミンB1と結合すると、ビタミンB1の吸収を高めて作用を増加させ、
スタミナを増強する効果があります。
毛細血管を広げて胃腸や心臓の働きを高める作用もありますので、
冷え性改善や神経症にも効果的です。

最近注目されているにんにくの働きに、がんの予防効果があります。
にんにくの抽出液が肝臓がん、皮膚がんに大変有効であることも証明されているそうです。
にんにくをおろした時に、揮発性のアルカリ・イオウ化合物が生成され、
これにがんの抑制効果があると考えられ、
それ以外の成分にもがん抑制効果があるようです。

このアルカリ・イオウ化合物は、
過熱すると動脈硬化の予防効果もあると言われています。
また脳の老化による記憶障害の防止にも有効であるとされます。

またにんにくには、サチバミン複合体と呼ばれる19種類の有効成分もあります。
サチバミン複合体は細胞を若返らせる働きをもち、体力の増強、肝機能の回復促進、
精力増強に効果があります。
さらに、高血圧や低血圧の状態を正常にします。

様々な可能性を秘めているにんにく、
選ぶ時には、皮が白く粒が大きくて、かたくしまっているものを選びましょう。
芽が出始めているものは、栄養成分が芽に取られてしまっているので
避けたほうがいいようです。


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