バジル Basil
和名:メボウキ
原産地はインド・熱帯アジアで、シソ科オキムム属の1~2年草。
葉をハーブとして生のままや乾燥させたものを用いる。
栽培品種は何種類かあり、なかでもスイートバジルがよく栽培されています。
甘い香りとかすかな辛味が特徴で、カロテン、カルシウム、マンガン、ビタミンE、Kを多く含んでいます
トマトとの相性がとても良く、イタリア料理や南フランス料理でよく用いられ、ピッツァ、トマトソース、パスタソースに欠かせない食材となっています。
そのほか、スープやシチュー、煮込み料理、サラダ、ドレッシングなどの香りづけに使われます。
*写真はスイートバジル。
イタリアでは、ジェノヴァ付近で作られるペスト・ジェノヴェーゼ(ジェノヴェーゼ・ソース)が有名。
タイ料理でも使われ、スイートバジルのほか、ホーリーバジルという品種が使われます。
【料理以外の利用法・効能】
*スウィートバジルの花穂の先と葉の浸出液を湯船に入れると気分爽快、活気づけに効果的。
*スウィートバジルの葉を数枚、5-6時間ほどワインに浸したものは強壮剤になる。
*ハーブティーは消化を助ける。
*アロマテラピーで1滴のアロマオイルを袖口に落すと精神的疲労の緩和に有効。
下の写真は、ジェノベーゼという種類と葉の小さいフィノ・ベルデという種類。